惜しまれつつ終売となった、希少なバーボンウイスキー|ダニエル・スチュワート

ダニエル・スチュワート|DANIEL STEWART

『ダニエル・スチュワート』は、ケンタッキー州バーズタウンにあるヘヴン・ヒル蒸溜所から原酒を買い付け、ダニエル・スチュワート社が自社の熟成庫で独自に樽熟成させてブレンド、瓶詰めを行っています。ちなみに名前のダニエル・スチュワートはバーボンの始祖といわれている人物のひとり。

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ヘブン・ヒル蒸溜所はケンタッキー州の蒸溜所の中で最も多くの銘柄を産出していて、現在では約250銘柄のバーボンウイスキーを生産しています。1996年にバーズタウン地区の蒸溜施設が火災により消失してしまいましたが、現在はルイヴィル地区のバーンハイム蒸溜所を買収し、そこで蒸溜を再開しています。

厚めに焦がしたホワイトオーク樽を熟成樽として使用しているため、重厚な味わいに仕上がっています。商品は8年熟成の90プルーフと12年熟成の107プルーフの2種類がありますが、口の中に長く残るフルーティな風合いはどちらにも共通する特徴です。

バーボン愛飲家たちに愛されてきた『ダニエル・スチュワート』ですが、残念なことに終売決定となってしまったようで、今後は容易に手に入れることができない希少性の高い商品となりそうです。